本気でやるならこの位はやれよと。

2013 .11.30

シークレット・ポリスマンズ・コンプリートボックス全７枚視聴完了しますた。
パイソンズや、先輩に当たるビヨンド・ザ・フリンジ、ローワン・アトキンソンなんかの次世代のコメディアンや、STINGなんかのミュージシャンが集まって開催されたアムネスティのチャリティライブDVDだけど、コントメインで見たいなら、バラ売りしてるはずだから、コンプリートボックスで該当するところの１〜３，５枚目だけ見るといいよ。
特にパイソンズやフリンジ目当てなら。ただ、これを全て通してみると、日本で毎年夏にやってる24ｈTVがクソに見える様になる（チャリティの趣旨は全く違う方向だけど）
コントではバカやってたアレクセイ・セイルなんかがクソ真面目な顔して、プログラムを進行させる６枚目のビッグ30なんて、コメディアンが時々は茶化してみたりするものの、やる時は真顔…多分それが彼等の本当の素顔なんだろうけど、そういう一面を見せてくれた点だけでも評価できる。
日本で芸人司会っていうと、わざとボケさせたり結構gdgd進行とかやってみたりで、見ててクッソ腹立つ。

何で24hTVって、出演者に金払われてんのって疑問に思うわ最近。アムネスティの趣旨は知ってる人はわかると思うけど、これ出演者もヘタしたらかなり高いリスクは払わされると思うけど、それでもノーギャラで出演するんだから、チャラい奴には絶対できないよな。

あと、コンプリートボックスの最後の７枚目はドキュメンタリー番組のなんだけど、最初のみんなのヒトコトが日本じゃ絶対にありえない言葉から始まるのが興味深い。

ギリアムしかり。

テリジョンしかり。

ビゲストホールでクリーズをｹｯﾁｮｹﾁｮにした片割れ（確か）のステファン・フライしかり。

ジョナサン・ミラーしかり（クリーズとの共演は面白かった）

フリンジのアラン・ベネットしかり（エロネタを真顔でやったりする）

Mr.ビーン（は惜しくも卒業）のローワン・アトキンソンしかり。

日本のドキュメンタリーだと、真っ先にカットされてる部分をカットすること無く、素直に出してるのがいい。
それでいいんだよ。誰だってその時の記憶を忘れてる事だってあるし、それを如何にも「忘れてませんよしっかりと覚えてますよー（＾ω＾）」なんて切り出し方する方がオカシイと思うわな。見てくれ重視もいいとこだと思うわ。

ボックスの前半はそれほどチャリティの趣旨は明確化してないけど（その代わり始めの挨拶で観客に対して悪態をつくところから開幕とか、毒ッ気はたっぷり）、後半の方になるとネタや音楽を楽しみつつも、チャリティの意義とはなんぞと考えさせられる内容があったりと、色んな意味でどれも興味深い内容ではありますた。